再就職には、就職活動がつきものです。いざ活動を始めるとなると、久しぶりに社会人として人前に立つ緊張や不安も大きいことでしょう。ここでは、面接時の服装やマナー、話し方などについてご紹介します。

「社会人として安心できる人」という印象は、まず書類や服装から

◆提出書類が相手先に与える印象は大きい

応募書類は、個人の印象を左右することもあります。書類を正しく作成できる、という基本的なスキルは、社会人としての信頼を得るための第一歩。就職や転職の専門サイトなどで、書類の様式や書き方を確認しましょう。

ちゃんと書けているか確かめよう!履歴書チェック

履歴書は、相手先から書式指定がない場合は用紙を購入するか、WEBサイト上のテンプレートを利用します。書き上げたら、以下の点についてミスがないかチェックしましょう。

【履歴書チェック項目】
・誤字脱字がないか
・入学や卒業などの年月日が正しいか
・住所や学歴、資格名などの呼称は正式名称で正しく書けているか
・空欄や書き忘れはないか(書く内容がない箇所は「なし」と記載)
・写真貼付、押印しているか

具体的な実績をアピールする職務経歴書

職務経歴書には、固定の書式はありません。一般的なスタイルは、冒頭にアピールしたい経歴と意欲の概要を記載し、続いて経歴や実績を記します。A4用紙1〜2枚にまとめるのが主流です。

◆服装などのマナー

服装は、人の第一印象を決めるポイントです。「自由」は「スーツでなくてよい」程度の意図ととらえ、カジュアルすぎる服装は避けてジャケットを着用すると安心です。悩む場合にはスーツでかまいません。メイクは、「やりすぎ」や「すっぴん」を避けてナチュラルに。アパレル系の面接では、私服でセンスや自社ブランドとの相性を見る場合もあるので、事前に下調べをしておくとよいでしょう。

面接で「できる人」と思わせる話し方とマナー

◆「トーク」それはコミュニケーションで最強のツール

人前でうまく話せないと悩む方も多いかもしれませんが、面接では「うまく話す」ことが評価となるわけではありません。「Speak(=自分の意見を一方的に述べる)」ではなく「Talk(=相手と意見や意思をやり取りする)」ができる人は、コミュニケーション能力があると認められます。

聞かれたことに答えるのが前提

面接とは、相手の質問に答えるのがテーマです。問いかけに答えることに集中します。例えば、「なぜ弊社を志望するのか?」と聞かれたら、「はい、~だからです。私は以前の会社で…」という具合。最初に回答を示してから説明するとやり取りが明確になり、「コミュニケーションがきちんと取れる人」という印象を持ってもらえます。

自己アピールは一歩間違えると損をする

面接で力を入れたい自己アピールですが、ひとりよがりな宣伝は逆効果。自分の実績や能力を述べつつ、チームワークや助け合いの経験を加えると「会社の一員として活躍できる人」という評価につながります。

◆対面・オンラインにおける面接のマナー

近頃は対面に加え、オンライン面接も増えています。これらの面接を受ける際に特徴的なマナーや注意点を紹介します。

対面面接のマナー

面接は、相手の敷地に足を踏み入れた時から始まっている、と考えましょう。5〜10分前には到着し、受付や控室、入退室の挨拶など、面接時間以外の何気ない受け答えや動作にも気をつけます。極度に緊張する必要はなく、「見られている」という意識を忘れずに、丁寧な言葉遣いと周囲を配慮した行動を心がけましょう。

オンライン面接のマナー

遠隔であることに気を緩めず、次の点に注意しましょう。

・環境を事前に確認
自宅の静かな場所で面接を受けるようにし、事前に接続状況などをチェック。自分の声がしっかり届くように、マイク付きイヤホンやヘッドセットを準備するのがおすすめです。カメラの位置は目線の高さ、背筋を伸ばした状態で面接に臨みましょう。画面に視線を向けがちになりますが、話す際にはカメラを見るようにします。

・身だしなみを整える
「上半身しか映らないから」と安易に考えず、対面面接と同様の服装が基本。気持ちの切り替えや緊張感の維持にも役立ちます。

・ゆっくり落ち着いて発言する
オンラインでのやり取りは、独特の距離感やタイムラグがあります。相手が話している時にはうなずくジェスチャーで反応を。自分が話す順番になったらひと呼吸置いて口を開き、気持ちゆっくりめに話すなどの対応が求められます。

就職活動の山場ともいえる、提出書類と面接のポイントやマナーについてご紹介しました。自治体や就職支援団体では、書類の書き方講座や面接練習を行うセミナーも開催されています。ひとりでは不安や緊張でいっぱいになりそうな時、同じ目標に向かって頑張る仲間がいれば、きっと前に進んでいけるはず。あなたの未来を応援しています。